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2010年5月3日月曜日

You Must Believe In Spring : Bill Evans

Bill Evansの晩年の作品、死後に発表された。

アルバムジャケットの美しさもさることながら、なくなった妻のEllaineに捧げた"B Minor Waltz"が素晴らしい。Evansの奏でる一つ一つの音が澄んだ空間に響き渡り、美しさと悲しさが入り混じった、複雑な気持ちが表現されているように感じる。短い曲だが、インパクトが強い曲だ。

アルバムタイトル曲の"You Must Believe In Spring"は2曲目だが、1曲目の"B Minor Waltz"同様、落ち着いた悲しげなトーンで、この2曲でこのアルバムの全体のイメージを形作っているといえる。
兄に捧げた"We Will Meet Again"や、8曲目の"Without A Song"などがお気に入りの曲だが、やはりこのアルバムでは"B Minor Waltz"が最高だと思う。

死期を目前にしてこれほどの表現ができるなんて、やはり偉大なアーティストだ。
自分は寿命を全うするまで常にベストが尽くせるだろうか・・・

2009年4月24日金曜日

Waltz for Debby : Bill Evans

言わずと知れたJazz Pianoの名盤である。

一曲目の"My Foolish Heart"はJazzを余り聴かない人でも知っている有名なスタンダード。「教授」と呼ばれたEvansは完璧な「間」と完璧な「抑揚」で、他の誰でもないEvansの"My Foolish Heart"にしている。とても美しい曲。

最近では映画「大停電の夜に」に使われていたが、映画全体の雰囲気もこの曲にぴったりだった。 タイトル曲の"Waltz for Debby"は2テイク収録されているが、同じ曲ながら全く違う感じが出ていて面白い。

Jazzのアルバムには同じ曲の別テイクが2〜3収められていることが多いけど、聴き比べてみるとそれぞれが別のテイスト(テイストという言葉を使うのはちょっとハズカシイ…)を持っていて面白い。名曲なら何度聴いても飽きないしね。 「Jazzを聴くならまずコレ!」と言える一枚ですね。