2010年5月3日月曜日

Jazz Radio : iPhone Apps

地方都市に住んでいるにもかかわらず、通勤時間はDoor-to-Doorで約1時間かかる。
その通勤時間は本を読むか、Podcastで英会話を聴くか、音楽を聴くか、睡魔との闘いにあっさりと負けるかしているのだが、最近はネットラジオアプリでJazzを聞いていることが多い。どのAppも一長一短でひとつに絞りきれないところが難点だ。

a) AccuRadio
有名なネットラジオサービスのiPhone App。
もちろんJazzだけでなく、幅広いカテゴリの音楽があり、気分を変えてJazz以外の音楽を聴きたいときも使いやすいアプリ。
Background再生は出来ないが、接続が途切れることも少なく(以前使っていたFlycastは最低だった)、ストレスをあまり感じない。
アルバムジャケットも表示され、これを聞いてアルバムを購入することも良くある。
Jazzだけでもかなりのカテゴリがあり、それぞれのカテゴリから様々なステーションを選べるようになっている。気に入ったステーションはFavoritesとして登録できる。現在一番使用頻度が高いApp。

b) JAZZ.FM91
こちらはカナダのネットラジオサービスだそう。ウェブサイトも洗練されていてなかなか良い。
Jazz専門のアプリで、Web Radioのチャンネルは3つしかないが、選曲が良くて(特にHigh Standard)、聴きやすい。Background再生も可能(Safariが開いてストリームで聴けるが、その間Safariで別のサイトを見ることは出来ない)。
接続も悪くはないが、ひとつ難点なのは、音質があまり良くないこと。高音域に独特のノイズというか反響音が入り、聞き流す程度なら良いが、じっくり聴くには向いてない(ネットラジオだからそんな門かもしれないが)。
ちなみに"Live"では、常に誰かが喋っていて、「Donate」を連呼している。

c) Clock Radio
目覚ましアプリでネットラジオが聴けるのだが、ラジオステーションのジャンルも数もかなり多い。
ラジオステーションはこちらも有名なSHOUTcastのサービスのようで、もちろんJazz以外もある。
目覚まし時計ということで見た目が少し凝っており、イコライザの表示や画面をタッチすることで色や明るさが変わるという面白い仕掛けもある。
「目覚まし時計に毛が生えたもの」程度と思ってダウンロードしたのだが、なんとなんと音質は上述2つのアプリより良い。
難点はジャンルが多すぎて探すのが大変ということと、接続が切れやすいこと、全部英語表示に出来ないことだが、有料版では出来るのかな?
家でWifi接続しているときはもっぱらこのアプリを使っている。

これらの他に「.977 MUSIC」や「Jazz FM (listen in colour)」というアプリも入れているが、どちらも1チャンネルしかなく、どうしても他のアプリには負けてしまう。

しかし便利な世の中になったなー。中学生の頃に買ったAM/FMラジオつきWalkmanと比べるとたった20年で劇的な進化だな。いまから20年後、音楽を聴く環境はどうなってるんだろう・・・?





You Must Believe In Spring : Bill Evans

Bill Evansの晩年の作品、死後に発表された。

アルバムジャケットの美しさもさることながら、なくなった妻のEllaineに捧げた"B Minor Waltz"が素晴らしい。Evansの奏でる一つ一つの音が澄んだ空間に響き渡り、美しさと悲しさが入り混じった、複雑な気持ちが表現されているように感じる。短い曲だが、インパクトが強い曲だ。

アルバムタイトル曲の"You Must Believe In Spring"は2曲目だが、1曲目の"B Minor Waltz"同様、落ち着いた悲しげなトーンで、この2曲でこのアルバムの全体のイメージを形作っているといえる。
兄に捧げた"We Will Meet Again"や、8曲目の"Without A Song"などがお気に入りの曲だが、やはりこのアルバムでは"B Minor Waltz"が最高だと思う。

死期を目前にしてこれほどの表現ができるなんて、やはり偉大なアーティストだ。
自分は寿命を全うするまで常にベストが尽くせるだろうか・・・