go the long way round
人生を遠回りしていく中で出会ったモノやコトを書いてみます。
2014年5月31日土曜日
2013年5月20日月曜日
GarageBand with Roland A-49
ところで一年前に一人暮らしを始めた時に、メインPCをMac miniに変えたのだが、Macにはもともと"GarageBand"というアプリが入っている。
作曲をする人やこれから始めようと考えている人に向けたアプリで、音楽をもっぱら聴くだけの私は使わないだろうなと思いつつ、久しぶりに開いてみると、なんと「レッスンストア」なるものがある。
実はGarageBandには既に数年前からレッスンストアがあったそうで、ピアノとギターの動画と連動したレッスンが受けられる。基本的なレッスンは無料でダウンロードでき、中上級のレッスンや、アーティストが自ら教えてくれる「アーティストレッスン」は有料(450円くらい)。
Introductionを見てみると、全く楽器を触ったことのない人もイチから始められる内容になっている。
もともと楽器を演奏できることに憧れのある私が、まんまとこの誘惑にハマらないわけがない。
父親は時々ギターを弾いたりしていたし、妹がピアノをやっていたので家にはピアノがあった。自分も楽器を弾きたいと思っていたが、どちらもちょっと触っただけで本格的に練習したことはなかった。
続けられる自信はあまりなかったけれども、もう頭の中では滑らかにピアノを弾く自分の姿が…。妄想は宇宙が拡大するスピードより速く膨らんでゆくわけです。
早速、Macと接続できるMIDIキーボードを探す。近くの楽器屋さんに行ってみるが、あまり置いてない。しかも素人が探すんだから要領も悪い…。
で、結局ネットで色々調べて、AmazonでRolandのA-49を購入。
比較したのはALESIS/Q49、KORG/MicroKEY-61、IK Multimedia/iRig KEYS、M-AUDIO/Keystation 49es。
楽器に詳しいわけではないので迷ったが、以下の条件で比較。
①ピアノの練習のために使うので、ミニキーよりフルサイズが良い(はず)
②クラシックピアノはやらないとしても、机における範囲でなるべく多い鍵数が良い(はず)
③将来のために拡張性はあったほうがよい(はず)
どれもUSBバスパワー駆動で電源は不要(キーボード単独での演奏は当面やらない、というかできない(笑))、ベロシティ対応となっている。
なんともあやふやな上述の条件と、Rolandというブランド力、iPadとの接続性で、ちょっと高かったけどA-49を購入することにした。
(Amazonで15,350円なり)
さすがAmazon、すぐに届きます。私のように衝動的に始めたいと思っている人でも、やる気がなくなる前に届きます。
さてこれから始めますよー。まずは右手のレッスンから。
続くかなー?
三日坊主にならないように、練習の成果はこのブログに書こうっと。
2011年10月23日日曜日
浅草演芸ホール
私は落語が好きだ。
と言っても、好きになったのは落語ブームの少し前からなのでJAZZほど古くはないのだが、最近は通勤時にJAZZより落語を聞く方が多くなった。
先週金曜日は東京出張だったので、土曜日まで滞在を延ばして寄席に行くことにした。福岡には寄席がないので、東京に行った時には必ず行きたいと思っていた。今回の主張でやっと時間が作れそうだったので、出張の準備は部下にお願いして、私はもっぱら寄席行きの準備に励んだ。
ネットで調べてみると、東京には寄席(定席)が四つある。浅草、新宿、日本橋、池袋にそれぞれあるのだが、意外にどこもそれほど大きくはない。番組表を見て、見たい落語家が多かった浅草演芸ホールへ行くことにした。
前日の金曜日はかなり飲みすぎてしまい、翌朝は二日酔い状態であったが、折角の機会を逃すわけにはいかない。早起きして浅草へ向かった。
どこの寄席もそうらしいが、基本的に前売り券はなく、当日券のみ。少し遅くなると立見になる場合もあるとのことだったので開場を5分くらい過ぎて入ったが、すでに入っていたのは20人くらいでまだまだ余裕があった。団体は予約できるようだ。団体用に30席ほどが後部に確保されていた。
それでも始まる頃にはほぼ満席。土曜日ということもあり、意外に若い人も多い。しかし常連と思われるお年寄りは来るべき爆笑の波に備えて腹ごしらえに余念がない。持ち込み可能なので家で準備したと思われるおにぎりをせっせと口に運ぶ。さすが常連さん。
昼の部は11:30から16:30まで。5時間の長丁場だが、落語だけでなく、漫才、ギター漫談、マジックなどもあり、あっという間だった。とにかく笑い出したら止まらない。でも芸人さんによると「今日の客はノリが悪い」らしい。私を含めて寄席が初めての人が多かったのかもしれない。
中入り後にお目当ての柳家小ゑんが出てくる。常連さんならここで「待ってました!」の一言であろう。
ネタは「ぐつぐつ」。おでん屋が舞台で、鍋の中のおでんダネたちが主人公(正確にはそのなかの「イカ巻」)となる新作落語であるが、楽しみにしていたこともあり、腹がよじれるくらい面白かった!
昼夜入れ替えなしなので、そのまま夜の部が終わる22時くらいまでいてもいいのだが、東京に転勤した同僚と一杯飲む約束をしていたので、今回は昼の部のみ。でも十分楽しめた。
やっぱり落語はライブがいい。来週の「博多・天神落語まつり」も楽しみである。
今年は「落語の秋」です。
2011年9月23日金曜日
Rolling Stone : つまり転げ落ちる石
もう2ヶ月以上前になる。
鹿児島出張の帰り、突然の激痛に襲われた。
左の脇腹、それも背中よりの部分が猛烈に痛い。
そういえば昨日の夜からなんとなく違和感があった。おなかが張ってるし、食欲もない。いったいなんの痛みなんだ…。
そうだ、昨日はちょっと無理な体勢で作業したから、その筋肉痛なんだな。筋肉痛にしちゃ結構痛いけど、そんなに若くもないし、自分の体を過信しちゃいけないな。会社についたら湿布でも貼っておこう。
同僚が運転する車の後部座席で痛みに耐えながら、元来、楽観主義者である私は、
「食欲もないし、ひょっとして大変な病気かも」説
ではなく、
「若さを過信した末の筋肉痛」説
を採用することに決め、会社へ着くのを待った。
会社に着くと、すぐに脇腹と背中に湿布を貼ってみた。痛みがすっと軽くなる。
やっぱり筋肉痛だったか…。あれくらいで筋肉痛になるなんて、俺も若くないな…。
翌日日曜日。まだ痛い。おかしい。
結局日曜日は一日痛みに耐えながら寝ていた。少し体を動かしただけでもかなりの激痛が走る。おなかが張っていたので、何も食べずにひたすら痛みに耐えていた。
そして月曜日。筋肉痛がこんなに続くわけがない。
ここで「ひょっとして大変な病気かも」説の再浮上である。
通勤途中に「脇腹 痛み」でググってみると、あらあら、いろんな病気が出てくるわ。
おシッコもなんか赤いような気がするし、ひょっとしてこの病気かも…。これは医者に行ったほうが良さそうだ。
会社に着くなり上司に許可を貰って近くのHクリニックへ行く。
あまり良い評判を聞かないので普段はあまり行かないのだが、一番近い病院(内科も外科もあるし)だったので向かうことにした。
以前も書いたが、私は病院に行くまでに症状が軽くなるというソンな体質なのである。
今回もやはりそうなのだが、それでも耐え難い痛みで、脂汗が出る。
受付で病状を説明し、「どうも血尿もでてるみたいなんです」と、とどめの一言。
普段はお年寄りメインのようで、なんとなくのんびりしている院内が、私のやや芝居がかった「血尿」発言でにわかに騒がしくなる。先生が奥で「先に急患さん診るから!」と言っている。
私、急患ですか?ちょっと大げさすぎたかな。結局筋肉痛だったりすると恥ずかしいぜ…。
尿を採り、早々に診察室に呼ばれ、先生へ事情を説明する。
「おそらく、石です。」
「石?ですか?」
「腎臓が腫れています。おそらく尿管に石が詰まっているからでしょう。結石ですね。検査と治療を兼ねる方法がありますので、早速やりましょう!フガフガ!」
久しぶりの急患(なのかどうかは分からないが)で先生も鼻息が荒い。
ネットで調べていたので「ひょっとしたら…」と思っていたのだが、「結石」なんて完全に中年ではないか…。
そこへナースが先ほど採った尿の検査結果を持ってきた。
「潜血出てるやろ?ムフッ!」 相変わらず先生の鼻息が荒い。
「いえ、出てません。」 対して冷静なナース。
「潜血出てない?フンガッ!」 先生の鼻息は止まらない。
「出てませんよ。」 ナースは検査結果をパンパンと指差す。
先生は血尿ではなかったことがやや残念な様子。それでも鼻息は止まらず、レントゲン室をせかす。
「急患さん入ったからレントゲン室急いで空けて!ムフー!」
レントゲン室に入ると、台の上に寝かされ、造影剤を打たれる。先生の説明によると、造影剤はドロドロしているので、石が滑って転げ落ちるそうだ。
先生がレントゲン室に入り、操作を始めた。逆さになったり立ったりしながら、レントゲンを撮影していく。
「やっぱり左の腎臓が腫れてますよ。これから腎臓のところを押しますから、ちょっと痛いですよ。」
え?先生、押すなんて聞いてないよ…。転がり落ちるっていったじゃん…。
レントゲン台に取り付けられた遠隔操作可能なアームが腎臓から尿管にかけてグリグリ押していく。激痛である。
レントゲン室には、隣室で叫ぶ先生の声がスピーカーを通して響き渡る。
「あ!落ちました、落ちましたよ!いま落ちて、もう膀胱までいったはずですよー!!」
「腎臓がちっちゃくなりましたー!!」
あまりの激痛で遠のく意識の中で、なぜ先生はこれほど嬉しそうなんだろうかと思った…。
どSな先生の説明によると、日頃の不摂生で尿酸値が高く、結石ができやすくなっているとのこと。
食事の量を落とし、ビールなどを控えめにしてプリン体を取らなければ尿酸値を下げることができるそうだ。
お陰で、その後1か月で体重は5kg減り、今もキープしている。このレベルの体重は8年ぶりくらい。こんなダイエットはしたくないが…。
また脇腹が痛くなったらあの先生のところへ行くかどうか、迷うなぁ。
2011年9月21日水曜日
Jazz for Japan : Various Artist
まさに錚々たるメンバーが集まっているだけあって、どの曲もキッチリ、ソツなくまとめられている。決してつまらないわけではなく、完成度が高いのだ。
個人的には4曲目、Christian McBride (b) & Billy Childs (p)の"Sophisticated Lady"がいい。やっぱりChristian McBrideいい。
今回の大震災で、このようなチャリティーアルバムは数多く出されたと思うが、チャリティーアルバムとはいえ、このアルバムを買いたい!って本当に思えるものが幾つあるんだろうか…
でもこれは、このメンバー、このパフォーマンス、チャリティー関係なくこれ買いたい!って思える一枚だった。
東日本で震災の被害に遭われた皆さん、今も不自由な生活を強いられ、国やこれからの生活に絶望感を抱いている方々へ、遠く離れた九州に住んでいる僕らは、皆さんのその気持ち、ご苦労を、ほんの一部分しか本当に理解できていないと思いますが、一日も早く皆さんの好きなJazz、音楽を楽しめる日がやってくることを切に願っています。
2011年9月18日日曜日
念願の鉄馬
一年以上放置してしまった…。
改めて一年以上前の投稿を読み返すと、一年という月日が決して短くないことに気付く。
色々あったな…。
しかし別の見方をすれば18年だってあっという間だった。
19歳で中型二輪免許(今では普通自動二輪というが)を取って以来、車を買ったりしてなかなかバイクが買えなかった。
街中や郊外の山路でバイクに乗っている人を見かけるたび、憧憬と買えない現実の間でいつも落胆していた。
でもやっと買えた!
免許を取ってから18年。あっという間だった。
美しい赤のbanditが私のところへ嫁入りして約2ヶ月、週末しか乗れないけど、今楽しくてしかたない。
買った後に分かったんだが、念願かなって手に入れたこの鉄馬、私が免許を取った翌年に作られたみたい。
待たせたねー。やっと一緒になれたね。
なーんてことを言いつつ一緒に走っているんだけど、最近は週末になると必ず雨が降るんだよねー。
来週こそは晴れてほしいな…
2010年5月3日月曜日
Jazz Radio : iPhone Apps
その通勤時間は本を読むか、Podcastで英会話を聴くか、音楽を聴くか、睡魔との闘いにあっさりと負けるかしているのだが、最近はネットラジオアプリでJazzを聞いていることが多い。どのAppも一長一短でひとつに絞りきれないところが難点だ。
a) AccuRadio