2009年9月14日月曜日

Live in Paris : Diana Krall

ごく最近amazonで購入した一枚。

夏が過ぎ、涼しい風が吹いてくると、しっとりとした女性ボーカルに浸りたくなる(ロマンチストではないんだけど)。
秋のおいしい食べ物とワインを楽しんでいたりすると、セクシーな女性ボーカルに浸りたくなる(お酒もそんなに強くないけど)。

ということで、iTunes Storeで女性ボーカルを探していたのだが、声が一番好みだったのがこのDiana Krall。
彼女の名前はずいぶん前から知っていたにもかかわらず、なかなか購入に踏み切れずにいたのだが、「秋だから」という本人以外理解不能な理由と、「Diana Krallならこの一枚!」という購入者のコメントに後押しされ買ってしまった。

でも期待通りの一枚。声って外見と同じくらい第一印象を左右すると思っているのだが、この人の声は低いけれど艶があり、自分の好みにぴったり。綾戸智絵のハスキーでパワフルな歌声も好きだけど、「秋だから」今はDiana Krallの声がしっくりくる。芯がしっかりしているような(気の強そうな)顔立ちも結構好みなのだが。

タイトル通りライブ録音で、熱狂的ではないが、静かに観客も楽しんでいる雰囲気が伝わってくる。演奏や歌声からもそれが伝わってきて完成度が高い一枚。ヘッドホンで聞いていると、会場の雰囲気にのみこまれそうになる。パリで聴きたかったなぁ(欧州にさえ行ったことはないけれど)。

お気に入りはスタンダードをスタンダードらしく歌った「Fly Me To the Moon」と、Billy Joelの名曲「Just the Way You Are」で、どちらも透明感のある彼女の歌声が素晴らしい。

でも「秋といえば」栗ごはんだよな…。

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