独断と偏見の「秋だから女性ボーカル」シリーズ第二弾、今回はNina Vidal。
少し前にiTunes Storeで、しかもiPhone上で購入したアルバム。衝動買いしてしまったのはとっても安かった(900円!)のと、試聴して分かった彼女の歌唱力の高さが理由だ。
Diana Krallの低くしっとりした声とは違って、Nina Vidalの声は澄んだ高い声で、”秋晴れ”の雲ひとつない空を突き抜けて行く感じで爽快感がある。
このアルバムでは彼女の歌声を十分生かす選曲がされており、アルバムタイトル通り「Nina Vidalとはこんなアーティストです」というのが良く分かる内容になっている。Des'reeやSadeが好きな人ならきっと気に入るだろうと思う。どの曲も甲乙つけがたいが、敢えて気に入っている曲を挙げるとすれば、「Lights On」と「Driving」だ。Bob Marleyのカバー曲「Waiting In Vain」(日本盤ボーナストラック)も彼女らしさが出ていて、なかなか良い。これは衝動買い成功だな。
歌唱力の高さで今後の可能性は広がりそうだが、彼女は今後どの方向に進んでいくんだろうか。私個人としてはスタンダードを歌うJazzシンガーへ成長してくれればと思うのだが・・・。いずれにしても次のアルバムが楽しみ。
秋は栗ごはんも良いけど、やはり秋刀魚と焼酎のゴールデンコンビか。
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